厚木版 掲載号:2018年9月7日号
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あつぎ起業スクールの講師として第1回から市民の起業を支えている 猪熊 正美さん 金田在住 48歳

起業を支えるサポート役

 ○…「『ぜひやりたい』って。地域のためになると思ったから即決」。市内で起業をめざす人に、ノウハウや知識を伝え、サポートする「あつぎ起業スクール」。約10年前、市が講師を探していたところ、税理士の繋がりから白羽の矢がたった。それから11年。今年度も無事にスタートを切った。「ビジネスの夢を形にするのが務め。『受講してよかった』と思えるスクールにしたい」とやる気がみなぎる。

 ○…スクールでは、自身を含め4人の講師がビジネスの基礎、会計、事業計画書作成などのアドバイスをする。起業を成功に導くのが至上命題となるが、「ビジネスとして成り立たないなら、時にはブレーキ役にならないといけない」と厳しい一面も。それでも、起業した受講生の事業が軌道に乗ると「嬉しいよね」と微笑む。

 ○…下荻野で生まれ育ち、三田小、睦合中を卒業した。実家は布団店で、税理士だった叔父の影響もあり、18歳で同じ道をめざすように。現在は水引に事務所を構えるライトハウス税理士法人の代表社員を務める。家族は夫人と娘2人。趣味は弁当作りで、毎朝5時に起床しては家族の分を一手に引き受ける。「娘が中学に入学した時に、俺が作ろうって思った。『見て美味しい、食べて美味しい』がポリシーだね」。朝の弁当作りは9年目を迎えた。

 ○…10年以上、スクールに携わり、自身の成長も感じている。「もちろん、儲けなければ事業は続けられない」と前置きした上で、「稼ぎだけではないと最近は感じる。色々なビジネスがあり、生き方やライフプランに合った事業を成立させるのが大事」と話す。めざすは「どんな夢も叶えられるスクール」。そのために「常にベストを尽くし、『来て良かった』と思ってもらえる講義を追い求めたいね」

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