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ドキュメンタリー映画「月あかりの下で」 定時制高校の今

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2011年5月20日号

映画の舞台となってい浦和商業高校定時制は、1学年1クラス、全校生徒120人足らずの学校(08年に廃止)。2002年から06年までの4年間の足跡をまとめたテレビ放映後にドキュメンタリー映画として再編集。生徒ひとりひとりに寄り添った貴重な映像記録が話題となり、全国各地で自主上映会が開かれている
映画の舞台となってい浦和商業高校定時制は、1学年1クラス、全校生徒120人足らずの学校(08年に廃止)。2002年から06年までの4年間の足跡をまとめたテレビ放映後にドキュメンタリー映画として再編集。生徒ひとりひとりに寄り添った貴重な映像記録が話題となり、全国各地で自主上映会が開かれている

 定時制高校の「今」を伝えるドキュメンタリー映画「月あかりの下で〜ある定時制高校の記録〜」の上映会が6月12日(日)、横須賀市立青少年会館で行われる。市内で活動する自主上映サークル、ヨコスカ・シネクラブほかの企画。

 作品は埼玉県立浦和商業高校定時制のとあるクラスを4年間に渡って取材、入学から卒業までの一部始終を克明に記録したもの。

 かつて定時制高校は、働きながら学ぶ人たちための場所だった。ところが今は、小・中学校で不登校だった子ども、高校中退者の再出発の場となっているのが実情。同校でも通う生徒が不登校経験者、経済苦や家庭内暴力、自傷行為などの問題を抱えている。そんな若者たちが、学校の教室という空間の中で悩みをぶつけ合い、支えながら成長していく姿がスクリーンいっぱいに広がる。

 上映時間は午後1時、3時半、6時の3回(各回20分前に開場)。入場料は当日1000円、学生700円。前売券は800円で大滝町のギャラリーカフェ珈琲時代で販売中。問合せは神奈川自主上映ネットワーク【携帯電話】090(8174)7791へ。
 

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