横須賀版 掲載号:2015年7月10日号 エリアトップへ

横横道路横須賀PA スマートIC新設へ 20年度の供用開始目指す

経済

掲載号:2015年7月10日号

  • LINE
  • hatena

 横浜横須賀道路(横横)の横須賀・衣笠両IC間に、ETC専用のスマートインターチェンジ(スマートIC)が設置されることになった。先月30日、国土交通省道路局が新規事業化を承認。横須賀PAから直接、一般道(坂本芦名線)へ乗り降りできるようになる。高速道路から西地区への時間短縮にもつながり、観光振興への波及効果にも期待がかかる。  スマートICとは、高速道路の本線やSA・PAから乗り降りできるインターチェンジ。ETC搭載車両のみが通行可能、簡易な料金所の設置で済むため、従来のICよりも低コストで導入できる。周辺道路の混雑緩和や市街地へのアクセス向上、物流の効率化、観光振興支援などを目的に2006年から全国で整備されており、今年3月現在、77カ所に設置されている。

坂本芦名線に接続

 市内の現状では、横須賀―衣笠IC間の距離が5・3Kmと長いことや(逗子―横須賀間は2・3Km、衣笠―佐原間は1・8Km)、両ICから西地区へ向かう際のアクセス向上に、設置を求める声があがっていた。

 横須賀市では、三浦半島地域における幹線道路整備促進の一環として、2009年から要望活動を展開。さらに2011年度からは、導入検討の勉強会や調査を進めており、今年6月には国・県・警察・商工関係と地元町内会などで「(仮称)横須賀PAスマートインターチェンジ地区協議会」を設立。実施計画書を策定し、市長自ら国土交通省に対して要望書を届けるなど、動きを加速させていた。

 新規事業化承認を受けたのは、横須賀PAから一般道(坂本芦名線)へ乗り降りできるスマートIC。上り出口はPAに接続=写真、下りは本線に直結する。坂本芦名線は、国道134号線の大楠山入口まで現状では信号がないため、ノンストップで同地区方面と行き来することができる。

西地区へ時間短縮

 市交通計画課は、同スマートICと佐島地区への所要時間を11分と推測。横須賀ICの利用と比べて5分ほど短縮できると見込んでいる。また、高速道と市内の東西を走る一般道が接続することで、「災害時の道路ネットワーク強化にもつながる」と話す。

 今回の承認を受け、吉田市長は「西地区の観光や産業振興に寄与することを期待」とコメント。横横道路では通行料値下げの方針が決まっているほか、2月には佐島地区と坂本芦名線を繋ぐ「佐島の丘通り線」が開通。これと交差する国道134号線が拡幅したこともあり、「車でアクセスしやすくなる」と住民からは歓迎の声もあがる。

 今後は、高速から市道への接続許可を申請後、測量や設計などを事業化。早ければ5年後に供用開始となる見込み。

横須賀版のトップニュース最新6

「ペット火葬場 継続を」

動物愛護団体

「ペット火葬場 継続を」 社会

老朽化で市が廃止の意向

8月23日号

終末に寄り添うペット

太田和高齢者施設

終末に寄り添うペット 社会

施設長が感動実話を書籍化

8月23日号

色彩鮮やか切り絵の世界

色彩鮮やか切り絵の世界 文化

小原台の福島さん 初の作品展

8月16日号

海洋科学高発 “カジキブリトー”

海洋科学高発 “カジキブリトー” 教育

創作料理コンテストに出品

8月16日号

築100年の古民家救って

若松町

築100年の古民家救って 社会

シロアリ被害など甚大

8月9日号

「地域の魅力」体験で売る

「地域の魅力」体験で売る 経済

収穫など産地ツアーが人気

8月9日号

「深海探査」世界準Vの技術

チームクロシオ

「深海探査」世界準Vの技術 社会

横須賀ゆかり調査メンバー報告

8月2日号

あっとほーむデスク

  • 8月23日0:00更新

  • 8月9日0:00更新

  • 8月2日0:00更新

横須賀版のあっとほーむデスク一覧へ

最近よく読まれている記事

バックナンバー最新号:2019年8月23日号

お問い合わせ

外部リンク