三浦 社会
公開日:2023.08.04
初声地区「地域とともにある学校づくり協議会」 三戸・福泉寺の祭りに奉納
親子一緒に竹灯籠制作
体験教室「親子で竹灯籠づくり!」が7月22日と23日、初声小学校の体育館で行われ、児童とその保護者など26組・60人以上が参加した。初声地区「地域とともにある学校づくり協議会」(清水紀人会長)による企画。夏休み前半の子どもが親と協力しながら、額に汗して作業に没頭する姿が見られた。
地域と学校がタッグを組み、子どもたちの学びを支援しようと、2011年11月に初声小のPTAや評議員らで立ち上げた同協議会。現在9人のメンバーが在籍しており、三浦市教育委員会が事務局を務める。
今回の親子体験型教室は初のイベントで、会場は学校から、材料や道具類はボランティア団体「三浦竹友の会」などから提供を受けた。
当日参加した親子は、花火や桜の花など4種類の模様が描かれた紙の中から好みのものを選び、竹筒の外側に貼り付け、電動ドリルやキリを使って穴を開けた。最後はLEDランプを中に入れ、明るさを確認した。
清水会長によると、これからはイベントを通じた居場所の創出や災害時に避難所となる校庭の草刈り、家庭科で扱うミシンや包丁の使い方の指導なども行う方針で「学校の先生は忙しい。我々でサポートしていき、互いに頼み合える仲を構築していきたい。そして子どもが主体性を育み、より良い成長につながれば」と地域全体で教育を支援する重要性を説いた。
竹灯籠は1組2つずつ制作。1つは自宅に持ち帰り、もう1つは三戸の福泉寺で7月28日から3日間催された「盆竹灯籠まつり」に奉納した。
先祖供養の一つである伝統的な七夕(棚幡)にちなんだ祭り。月光が降り注ぐ中、400本弱の竹灯籠が境内にずらりと並び、柔らかな光が訪れた人々を照らした。その光景をさまざまな角度から眺めていた女子児童は「形や穴の大きさが違う竹を一つひとつ見ているとおもしろい」とうっとりとした表情で語った。
そのほか、写経や先祖にメッセージを書いて焚き上げする手紙参りなどのワークショップ、キッチンカーによる飲食の販売もあった。同協議会メンバーでもある松原大悟副住職は「地域に根差した寺として活動を続け、今後も多くの皆さんと温かい心を共有できたら」と期待感を滲ませた。
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