「気持ちで勝る演技を」 シンクロ日本代表 酒井選手
シンクロナイズドスイミング五輪日本代表「マーメイド・ジャパン」に選ばれた酒井麻里子選手(藤沢在住)が9日、藤沢市役所を訪れ鈴木恒夫市長に五輪の出場報告を行った。
この日訪れたのは、酒井選手と神奈川県水泳連盟シンクロ委員会の梁瀬千鶴委員長、酒井選手の母・敦子さんの3人。酒井選手は、厳しかった五輪予選を振り返り「最後は気持ちがどのチームより勝った」と話し、「本番では、気持ちのこもった人を感動させるような演技をしたい」と決意を語った。
鈴木恒夫市長は、「酒井さんの活躍は、藤沢市の誇りであり栄誉。過酷な練習を耐えて出場権を獲得した。オリンピックではその練習の成果を発揮して伸び伸び演技をしてほしい」と激励した。
酒井選手を小さいころから知る梁瀬委員長は、「小さくて華奢な子どもだったが、ジャンプ力があり美しい動きをする光る子だった」と思い出を語った。
シンクロ日本代表は、今大会、選手全員が初出場のメンバーで8大会連続のメダルを狙う。
シンクロは小4から
酒井選手は、地元の「アクラブ藤沢」で小学校4年生のときにシンクロナイズドスイミングを始めた。中学3年まで所属するが高校生で「東京シンクロクラブ」に移籍。高校3年間は国体などで活躍。高校3年で世界ジュニア選手権のデュエット準優勝、チームも3位となる成績を収める。その後も、世界選手権などに出場し、今年4月のロンドン五輪予選会で五輪出場権を獲得した。
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