六会レッズ・文珠玄基君 野球日本12U代表 小さな侍、海を渡り活躍
軟式少年野球チーム「六会レッズ」のエース、文珠玄基(もんじゅはるき)君(六会小6年)が野球日本代表「侍ジャパン」12U(仁志敏久監督)のメンバーとして8月27日から31日までフィリピンで開かれた「第8回BFA12Uアジア選手権」に出場した。
文珠君は5〜6月に行われた県大会で、優秀選手賞を獲得。推薦を受け7月上旬、日本代表を決める動画審査に参加した。250人以上の応募の中から、監督ら選考委員の審査を経て、代表入りの連絡を受けたのは7月28日。「選ばれる自信はあった」と言うが、応募後に肩を故障したため、「不安になった」と打ち明ける。それでも「打撃や守備、走塁で活躍を」と勧められ、参加を決めた。
夢は投手としてトップチーム入り
アジア6カ国が総当たりで戦う同大会で日本は、チャイニーズ・タイペイに1敗を喫し、惜しくも準優勝。しかし、フィリピン戦は44対0(4回コールド)、シンガポール戦でも41対0(同)と大勝し、チャイニーズ・タイペイ以外には本塁を踏ませなかった。
文珠君はインドネシアとの初戦に守備で途中出場、フィリピン戦、シンガポール戦では打席にも立ち、フィリピン戦で3打数2安打、2打点を記録した。「(チームが)点を取りすぎていてあまり覚えていない」と苦笑いしつつも、日本の学童野球では取り入れていない変化球を駆使するなど、「チャイニーズ・タイペイは強かった」と振り返る。
帰国時には仁志監督が選手1人ひとりに直筆の手紙と記念品を渡し、文殊君の手紙には、投手としてのセンスや打撃での活躍を称賛する内容などが書かれていたという。
夢はプロ野球選手になり、侍ジャパンのトップチーム入りを果たすこと。「投手として活躍したい」と話し、好きな選手にはメジャーで活躍するダルビッシュ有投手を挙げる。今後の目標は15歳以下の代表「15U」のメンバー入りだ。
9月12日(金)深夜2時20分からは、フジテレビで侍ジャパン12U代表に密着した番組「小さな侍ジャパン奮闘記」を放送予定。今後の活躍から目が離せない。
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