藤沢 スポーツ
公開日:2020.08.14
片瀬海岸出身 松尾 海里さん(19)
NZ五輪コーチは湘南ガール
来年江の島で開催予定の東京五輪セーリング競技。世界的なヨット大国として知られ、これまで22のメダルを獲得しているニュージーランド(NZ)の五輪代表チームのコーチとして活躍する日本人女性がいる。片瀬海岸出身の松尾海里さん=写真左上。弱冠19歳、小麦色の肌に周囲を明るくする太陽のような笑顔が光る湘南ガールだ。
チームのコーチは2人。松尾さんは選手の食事サポートやメンタルなど身体作り、生活面のサポートを行う。もう1つの大きな役割は「江の島の海のアドバイザー」。現在、正月の帰省中にコロナ禍で渡航制限がかかりチームとも離れ離れになってしまったが、毎日の湘南の海のリサーチを始め、やることは山積みだ。
自然の波や風を相手にするセーリング競技では、地の理を味方につけることが戦略的にも鉄則。昨年NZで日本人初となるヨットコーチの国際免許を取得したばかりの松尾さんが大役に抜擢されたのも、「会場の海をよく知る」というアドバンテージを大きく買われて。現地調査に訪れたNZチームが、父の省三さんが代表理事を務める(一社)湘南海洋教育スポーツ振興協会を通じ、松尾さんの存在を知り、スカウトに至った。
元々ジュニア選手として数々の大会へ出場。中学3年生の時に全日本オープンBIC17歳以下部門で全日本を制した松尾さん。オリンピック出場も視野に高校でNZへ単身セーリング留学したが、現地のレベルの高さと、指導方針に大きなカルチャーショックを受けた。「NZの指導者が特に大切にしているのが『楽しむこと』。日本の真面目なコーチングだけでは育たないものもあると知った。私が得たことを若い選手に伝えることが、未来の日本のセーリング界に繋がれば」とコーチ転身を決意した。
「実はヨットを始めるまで水が怖かった」と松尾さん。小学5年生の時に父・省三さんがセーリングを始めたことをきっかけに挑戦したところ、たちまちとりこに。スピード、爽快感、どれを取ってもこれまでにない体験ばかり。「普段は内気だったのに、性格も変わっちゃって」と照れ笑いしつつ「セーリングにはそれだけの力がある。私も、まずはこの楽しさを伝えたくて」と瞳をきらめかせる。「NZを始め、世界のトップセーラーが一堂に介するまたとない機会。これをきっかけに、セーリングの魅力が広まれば」と期待を寄せた。
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