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藤沢 社会

公開日:2026.06.05

多様な学びの選択肢  金曜夜に保護者交流会

  • イベントチラシを手にする小沼さん

    イベントチラシを手にする小沼さん

 不登校児童生徒数が全国的に増加する中、学校外での学びを選択した家庭や行き場に悩む親子が社会的に孤立する課題が指摘されている。市内を拠点に活動するNPO法人優タウンは6月の毎週金曜、子どもの登校渋りで悩んだり、ホームスクーリングを実践していたりする保護者らを対象とした交流会「夜Cafe」を開く。2年前から始まり、通常月に一度だった開催ペースを拡充し、仕事を持つ保護者への支援を強めたい考え。

仕事帰りに

 多様な学びを選択する家庭が増える一方、日中に催される公的な相談窓口や親の会には、勤務時間の都合からアクセスしにくいという構造的な課題があった。同法人は、制度の狭間による保護者の孤立を防ごうと、仕事帰りに立ち寄りやすい時間帯に設定することに。

 参加者の状況やニーズに合わせ、異なる2つのコンセプトの会場を用意。5日、19日、26日の午後6時〜8時は、コワーキングスペースthe KAIDAN fujisawa(南藤沢7の2)で「【大人だけの会】ゆったりおしゃべり会」を企画。保護者が子どもから一時的に離れ、自身のキャリアや子育ての悩みについ話し合える空間を提供する。12日の午後5時30分〜7時30分は、市役所分庁舎(朝日町1の1)で「【子ども同伴OK!】みんなでわいわい過ごす夜」と題し、「子ども連れで外出できない」という家庭に配慮。夕食や軽食の持ち込みも自由にすることで、参加へのハードルを下げるよう工夫した。

 同法人の代表を務める小沼陽子さん(辻堂新町在住)は、かつて我が子の不登校に直面し、学校という枠組みに縛られず、家庭をベースに多様な学びを行うホームスクーリングを選んだ当事者。自身が経験した葛藤や孤立感を背景に、子ども本来の生きる力を育む環境づくりと、悩みを一人で抱え込まない仕組みの必要性を訴えてきた。

 参加費は当事者500円。当事者以外人は1千円の協力費を募り、課題を個々の家庭内だけに閉じず、地域全体で包摂すべき社会のテーマとして共有していく狙い。「話すだけで安心や元気につながる」と小沼さん。

 参加希望者は同法人ホームページ内にある専用フォームから申し込む。問い合わせは同法人のメール(office@yu-town.org)。

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