「『雅楽』はすごい!おもしろい!」と題した講座が6月5日、鎌倉芸術館で開催された。
これは同館で6月27日、宮内庁式部職楽部のメンバーを主体とする雅楽団体「東京楽所」による公演が行われることに合わせて企画されたもの。当日は音楽プロデューサーの野原耕二さんが、シルクロードを経て、世界中から日本に伝わった音楽が、約150年かけて「雅楽」として確立された過程のほか、相撲や童話の「桃太郎」と雅楽の世界観を貫く「管絃音義」との関連について解説。また東京楽所の団員も登場して27日に演奏する「朗詠 二星」の一部を披露した。
野原さんは「雅楽というと難解なイメージがあるかもしれないが、同じDNAを持つ人たちが作った音楽であり、肩の力を抜いて楽しんでほしい」と呼びかけた。
藤沢市内から参加した女性(72)は「文化的な背景を知ることができてさらに興味がわいた。公演が楽しみ」と話した。
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