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公開日:2013.02.02

岳石電気
かながわスタンダード認定
タングステンの製品開発で

  • 嶽石康昭社長

  • 同社「HEAVY SOURCE」ブランドのルアーとタングステンシート

 中小企業が開発した優れた技術や製品を世界に発信しようと県が2005年に創設した「かながわスタンダード」。今年度の認定企業5社の中に市内戸川の岳石電気株式会社(嶽石康昭代表)の「タングステンの粉末金属を利用した製品の開発」が選ばれた。



 同社は1978年先代の嶽石基社長が菩提で創業。希少金属タングステン・モリブデンの製品製造の専門メーカーとして、主に照明分野のフィラメントや電極の製造・開発を行う。同社の製品を利用した電球は日本に限らず世界各地に普及。プロジェクターや医療機器の他、海外のサッカースタジアムの照明にも使用されている。



 タングステンは金とほぼ同じ重さとダイヤモンドに次ぐ硬さ、金属で最も高い融点を持つ希少金属。劣化すると有害物質を発する鉛の代用品として注目されているが、高コストと、特性である硬さと熱への強さが仇となり加工が難しいと、普及が進んでいなかった。



 創業当時からタングステン製品にこだわり続け、研究を続けてきた同社。経験の蓄積を元にコスト・加工技術両面で開発の壁を取り払い、技術を大きく進歩させた点が評価された。



 加工技術を応用して、大きさを問わず重さを自在に変えられる釣り用ルアー、及び東洋ゴム工業(株)などと協力し、放射線を遮蔽するタングステン樹脂シートなどの製品開発を行った。ルアーは釣りが趣味の康昭社長の「対企業の仕事を主とする当社ですが、一般の人にも当社のような作り手の想いが伝われば」という思いがこめられている。



 康昭社長のモットーは「トライ&エラーを繰り返せ」。今後もプロとしてのプライドと誇りを胸に、失敗から成功を掴むため同社の企業努力は続く。

 

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