神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
緑区版 公開:2015年1月29日 エリアトップへ

横浜市 大雪に備え、対策強化 重機確保でレンタル協定

社会

公開:2015年1月29日

  • LINE
  • hatena

 横浜市は昨年の大雪被害などを受け、各方面で雪害対策の強化を進めている。神奈川県レンタル業協会(山田国昭会長)と昨年12月に「災害時重機レンタル協定」を締結したほか、本格的な降雪のシーズンを前に、市民への大雪情報の提供方法変更などにも取り組んでいる。

 雪国ではない横浜市でも、例年1、2回、降雪に備えた出動態勢が取られている。実際に除雪作業が必要になった場合は、準備をしていた各区土木事務所職員と、市と災害時の協定を結ぶ横浜建設業協会(土志田領司会長)加盟業者の社員らがスコップによる手作業やショベルカーなどの重機を用いて道路の雪かきなどを行い、交通の確保に努めている。

 横浜市では昨年2月にあった2回の大雪時に、除雪を行う重機が不足する事態となった。市はその教訓を生かし、対策強化の一環として昨年12月、市内企業10社で構成する県レンタル業協会と重機のリースに関する協定を締結。これまで各区の土木事務所や建設業協会が必要に応じて手配していた重機を、降雪の予報を踏まえ市が一括して借り受け、各区に提供する仕組みを作った。また、大雪警報の予報段階から、道路局内に道路の雪害に関する対応を決める「雪害対策会議」を設置する体制も新たに構築。神奈川県警や国道事務所・高速道路会社と連携し、各区土木事務所に対し優先的に除雪作業が必要な道路の指示を出すなど、情報共有ができるようになった。

積雪情報 区ごとに

 市では昨年の大雪時に市民からあった問い合わせの内容を踏まえ、情報発信のあり方も改善。これまで、地方気象台のある中区1カ所だった積雪情報を各区の情報に変更した。また、ごみ収集が行われるのかの有無、市内交通機関の運行情報のリンクなども市のホームページで発信する。

昨年救急搬送471回

 降雪のたびに影響を受ける都市生活。横浜市では昨年2回の大雪に関する救急搬送が471回を数え、そのうち2人は「降雪に伴う転倒」「除雪作業中に心肺停止状態」で重篤となっている。消防局担当者は「雪が降った日はもちろん、翌日以降の凍結による搬送も多いです。滑りにくい靴を履き、ゆっくりと歩くように」と注意を喚起する。
 

緑区版のトップニュース最新6

4月から雇用率引上げ

障害者就労

4月から雇用率引上げ

市も企業啓発に注力

3月28日

生徒11人が独自ライブ

中山の音楽教室

生徒11人が独自ライブ

町田で3月31日

3月28日

公道で自動運転バス走行

京セラ

公道で自動運転バス走行

実証実験、一定の評価

3月21日

避難所備蓄に不安も

災害時トイレ

避難所備蓄に不安も

携帯型、1日で尽きる恐れ

3月14日

団員充足率が100%に

緑消防団

団員充足率が100%に

「地道な声掛け実を結ぶ」

3月14日

いぶき野小へベルマーク

オーケー長津田店

いぶき野小へベルマーク

店長「小学校の応援団に」

3月7日

開業23年 十日市場町の歯医者 みどり歯科医院

安心の保険診療が中心です。車椅子のまま乗降可能な専用車での無料送迎にも対応しています。

https://midoridc.net/

緑区社会福祉協議会

〒226-0019 横浜市緑区中山2-1-1 ハーモニーみどり1階

http://www.midori-shakyo.jp/

<PR>

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 1月18日0:00更新

  • 1月1日0:00更新

  • 4月20日0:00更新

緑区版のあっとほーむデスク一覧へ

バックナンバー最新号:2024年3月28日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook