ご主人の思いが花に? 五つ子ひまわり開花
座間市相模が丘2丁目の清水しづ子さん宅で、1本のひまわりが5輪の花を咲かせ、近所で話題となっている。
高さはおよそ120cm。5月中旬に種をまき、6月下旬に一番上の大きな花が咲いた。その後、下へ向かい順番に花が開花。7月9日頃には、5輪が咲きそろった。さらに2つのつぼみが膨らんでおり、そろそろ開花しそうだ。
清水さんは「知り合いからもらった種を5つか6つ一緒にまいたが、この1本だけが咲いた。水を朝夕と毎日あげただけ」と話す。毎年ひまわりを育てているが、1本のひまわりから5輪の花が開花したのは初めての経験。市農政課でも、「多くの花を咲かせる品種もあるようだが、市内で咲いたという話はあまり聞いたことがない」という。
今年2月に亡くなったご主人は、ひまわりが大好きだったそうだ。「主人の思いがこれだけの花を咲かせたのかも。震災で気落ちしがちだけど、このひまわりで元気を出してもらえたら」と、清水さん得意の俳句を、五つ子ひまわりを題材に詠んでくれた。
「向日葵や一基五花(いっきいつはな)庭に咲く」。
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