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20年前から熱い気持ちで 時を超えて再度インタビュー

社会

掲載号:2020年1月31日号

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1998(平成10)年6月12日に創刊したタウンニュース座間版。その年の秋、二つの駅前商店会を代表して、関吉実治さん(さがみ野)、戸津信義さん(相武台南口)に「街自慢と将来の展望」について語ってもらった。22年経った今、もう一度二人で“これまで”と“これから”を語ってもらった。
1998(平成10)年6月12日に創刊したタウンニュース座間版。その年の秋、二つの駅前商店会を代表して、関吉実治さん(さがみ野)、戸津信義さん(相武台南口)に「街自慢と将来の展望」について語ってもらった。22年経った今、もう一度二人で“これまで”と“これから”を語ってもらった。

戸津信義さん 相武台南口商店会会長

 22年前の紙面には「これからいよいよ変わっていく。街路灯やモニュメントの設置、歩道の整備など…(中略)、だれもが誇れる商店会に生まれ変わる。そして『みんなで作った街』といえるようであれば幸せだな…」。

 当時は相武台前駅にはエレベーターもなく、南口駅前から相模が丘に続く市道5号線は現在と違い、歩道はなく、段差が大きかったため「ベビーカーも通れない」と言われるほど危険な道だった。

 「この20年で駅にはエレベーターもできたし、道路は電柱もない歩道のついた素晴らしいものを作ってもらった。地域の人たちにも行政にも本当に感謝しています。商店会の方は、入れ替えはあるけど若い人たちが経営するお店が増えてきたね。20年前は新宿みたいな”いかがわしい”街になっても、それもいいかなと思っていたけどね。これからは、若い経営者がもっと集まって、おしゃれで個性のあるお店が増えてほしいなと思っています」

 地域経済の活性化や駅前整備だけでなく、地域と子どもたちをつなぐ役目も担ってきた。「この20年で変わったことと言えば、地域とのつながりかな。地元の小学校や地元住民の人たちと交流が深まった。小学生とは座間市の花ひまわりを通して様々なことをやった。タネから採った油を使ってアメを作ったり、茎から採った繊維で和紙を一緒に作ったりしてね。職業体験にも来てくれて、子どもたちだけでなく保護者の方たちとも色々なことができるようになった。そういった交流が20年経つと子どもたちが親になってまた戻ってきてくれるから、うれしいよね」

 駅前に歩道ができ、交通拠点計画もある中、新しい計画を打ち立てる。「今、新しい計画があるんだ。相武台前駅南口から市役所にまっすぐ行ける”歩道橋”を、かにが沢公園につくって欲しい。座間中に通う生徒も暗くて怖い道を通らずに安心して通学できるし、緑ケ丘地区の人たちも坂道や狭い道を通らずに駅まで行き来できる。『駅から橋でつなぐ会』を結成して、進めていきたいんだ。これからは高齢化社会が進むからね、20年前はベビーカーが通れる道が必要だったけど、これからは車いすで安心して出かけられる街づくりが必要だよね」

 そしてこれからの街について、「この地域は駅があって、住宅街が広がる。その間に商店会があって、大型スーパーもあれば公共施設もある。これから事務所などがあつまればミッドタウンの形になってくる。そういう何でもあるような街にしたいな。でもあと5年で引退しようかなって、75歳になるからね。それまで、できることはやる。そして素晴らしい街を散歩したいなって思うの」。

関吉実治さん みどりとさくらの街 さがみ野前会長/さがみ野やすらぎ街づくり委員会会長

 22年前の紙面には「街は自分たちでキレイにすべきだ。商店会の名前に『みどりとさくらの街 さがみ野』と命名した背景には、みどりと花で一杯の街にしたい、そんな思いがある。(中略)安らぎを与えたいと思う。コンクリートの街にしてはいけないのだ」。

 20年ほど前は商店会で「花いっぱい運動」をはじめたころだった。「もともとの発想は”弱者の街”。横浜や渋谷みたいな都会に30分ほどで行ける街である、さがみ野は弱者の街なんだよね。こっちから向こうには行くけど、来てもらうにはどうしたらいいかがスタート地点だったんだ。『じゃ、都会にない街づくりをしよう』と始めたのが、花のある街づくりだった」

 商店会や自治会だけで活動するのではなく、多くの人が参加するような仕組みを採用してのスタート。「与えられるだけでなく、”自分たちで街をきれいにしよう”と思ってほしくてね。プランターなどを置いて、そこに花を植えて管理してくれる里親を募集。今では駅から東原小学校へ向かう市道13号線には、30前後の花壇があり、それはすべて個人や企業、団体などの皆さんが里親として管理してくれています」。

 花を通しての交流も広がり、市道13号線と交差する市道14号線にはストリートガーデンができ、毎年2回中学生らも参加し植栽を行っている。「南中の生徒が卒業前に来てくれてね。”私たちの花”といって喜んでくれて。そこから”おらがひまわり”と言って、各学校に市の花であるひまわりを配ってね。いろいろな種類があるから背の高いものや花の小さなものなどを”おらがひまわり”として育ててもらったりしてね。今では中学生だけでなく米軍基地の家族が100人前後参加してくれるようになった。こんな広がりになるとは当初は思ってもいなかったよね」。

 多くの人が来てもらうために話題になるような花も育てた。「赤い花のひまわりや咲く時期を変えたひまわりとかね。赤いひまわりに感動してくれた人が曲を作ってくれたこともあった。その曲でコンテストでグランプリ取ってくれてね。そうやって、いろいろな人が関わってくれたおかげで、『さがみ野といえば花』と多くの人が言ってくれるようになった。おかげで、『こういう街に住みたい』『お店を出したい』という人が集まり、相乗効果でまた街のイメージが高まっていると思う」。

 花いっぱい運動は内閣総理大臣賞や農林水産大臣賞も受賞。「お花がいっぱいというのは当たり前。これからは感動を与えられるようなクオリティの高い花壇を作っていかなければ。まだまだ勉強して、みんなで成長していかないとね」

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