地域や社会貢献につながる活動をした県立学校の児童・生徒に贈られる平成23年度神奈川県教育委員会表彰で、座間市から座間高校野球部(上山泉監督/佐々木玄主将)と座間養護学校高等部3年の松田紫月さんが選ばれた。
座間高野球部は学校周辺道路の清掃活動を評価された。「いつも応援してくださる地域の方々に恩返しをしよう」と、上山監督の発案で4年前から始めた取り組み。早朝7時からの練習前に学校周辺や通学路を中心に30分ほど落ち葉やごみを集め、冬は座間駅周辺まで範囲を広げて美化運動に取り組んだ。
地道な活動ながらも長期間にわたって続いていることに加え、活動中すれちがう人へのあいさつが生徒全体に良い影響を与えたことも評価の対象となった。
松田さんは9月からイタリアで開かれた「国際知的障害者スポーツ連盟グローバル競技大会」で、女子バスケットボール日本代表として活躍。同校バスケ部での礼儀正しい振る舞いも受賞の一因となった。
兄弟の影響で小学生の時からバスケを始めた。ポイントガードとして出場した同大会でチームの銀メダル獲得に貢献し、オーストラリアとの決勝戦では3ポイントシュートを中心に26点を挙げた。
2月の県大会を見据え「悔いの残らないプレーをしたい」と抱負を語っていた。
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