総合学習の一環で、防災について学んでいる入谷小学校で6月29日、ざま災害ボランティアネットワーク(濱田政宏代表)や市職員を招いた授業が開かれた。児童は災害を生き抜く知識と技を学んだ。
同小学校では、6年生が1年かけて防災に関する授業を実施。国と県、市の体制について学ぼうと、各カテゴリーの専門家を招いている。6月には消防庁の職員が来校し、7月には県の総合防災センターを見学する予定。今回は、座間の防災関係者が講師を務めた。
この日は、6年生80人ほどが参加した。授業の冒頭では、阪神淡路大震災の映像を観賞。横倒しになった高速道路や火災現場の映像を、児童は真剣な表情で見ていた。また、小学生が地域住民のために水を運搬する姿も放送され、同ネットワークの濱田代表は「避難生活では、皆も助けられるだけではなく、周囲を助ける役割も求められる」と呼びかけた。
そのほか、児童は防災倉庫に保管されている備品の確認や、防災グッズを見るなどした。参加した男の子は、「防災グッズが意外に安く売られていることを知って驚きました。親にも教えたいです」と話していた。
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