来年1月に開催される「Shake(シェイク)Оut(アウト)2013in ZAMA市いっせい防災行動訓練」に向けて、京都大学防災研究所の林春男教授を招いた講演会が、10月23日にハーモニーホール座間で開かれ、およそ300人が訪れた。
座間市と「ざま災害ボランティアネットワーク」(濱田政宏代表)が主催する同訓練は、1月23日(水)の午前11時に開かれる。防災連絡放送によって、市民がいっせいに身を守る行動を取る仕組み。新しいスタイルの訓練として注目されており、県内では座間が初となる。講演会には、同訓練に向けて防災を科学的に学ぼうと、シェイクアウトの提唱者の1人である林教授が招かれた。
林教授は講演会で、シェイクアウトの歴史や特徴を紹介。これまでの防災訓練と比べ、特定の場所に集まる必要がないため参加しやすいこと、開催にあたる経費が抑えられることを説明した。また、災害に強くしなやかな社会を実現するために、「家庭や会社など組織の事業継続性が重要です」と強調。災害発生前の「予防力」と、災害発生後の「回復力」を高めることが、防災能力の向上につながるとした。
Webで参加を受付
同訓練の参加は市民や自治会、学校、医療機関、一般企業などがそれぞれ決める。参加申し込みは、専用のWebサイトhttp://www.shakeout.jpから可能。現段階での参加予定者は1万5千人となっている。
問い合わせは市安全防災課【電話】046・252・7395へ。
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