桜の名所として地域住民から親しまれ、2011年度から2014年度までの計画で再生工事が進んでいる「相模が丘仲よし小道」。昨年3月に工事が完了し、およそ50本の桜が植えられた第1工区で、早咲きの品種「河津桜」がこのほど開花した。
相模が丘仲よし小道は、県道50号線(座間街道)から県道51号線(行幸道路)をつなぐ南北1・6Kmほどの緑道。第1工区は、座間街道との交差点を南端とする360m。計画によると、この区間には早咲きの桜23品種が植えられた。
河津桜は、大輪の花を咲かせる品種。伊豆半島の河津町で発見された桜で、寒緋桜と大島桜の雑種と推定されている。今月上旬から淡紫(たんし)色の花を咲かせ始めており、緑道沿いには興味深そうに眺める通行人の姿が多く見られた。
第1工区では河津桜のほか、愛媛県松山市に原木がある「椿寒桜」なども花を咲かせている。
仲よし小道は座間市と地元有志の「『新生さくら道』の会」が協力して整備が進められている。現在は、第2工区が工事中。
整備が完了すると緑道全体には64品種、約220本の桜が植えられる予定。
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