座間市出身のJリーガー佐藤晃大(あきひろ)選手(28歳)が5日、プロサッカーリーグ・J1のガンバ大阪から、J2の徳島ヴォルティスに完全移籍することが決まった。
佐藤選手は小学生の頃、立野台や中原を拠点に活動するFCシリウスに入り、サッカーを始めた。栗原中学校・座間高校とサッカー部に所属し、座間高時代は、インターハイ出場がかかった試合でゴールを決め全国出場に貢献した。
東海大学を卒業後、ヴォルティスに入団すると、2009年度から2011年度まで、184cmという身長を活かしFWとして活躍。2012年度にガンバ大阪に移籍した。これまでに、J1でリーグ戦49試合13得点、J2でリーグ戦84試合19得点を挙げている。カップ戦は10試合2得点、天皇杯は8試合4得点。
今シーズンは、4年ぶりの古巣でJ1昇格を狙う。佐藤選手はヴォルティスのホームページ上で、「全力で徳島のためにプレーするので応援よろしくお願いします」とコメントした。
J2は3月8日に開幕。22チームが昇格をかけて、熱戦を繰り広げる。
「素晴らしいプレーを期待」
「小学生の頃から1学年上でレギュラーを獲得して活躍していました」と懐かしそうに振り返るのは、FCシリウスの泉田裕代表。快速を活かしたドリブル突破で、チームの中心を担っていた。プロ選手になった後も縁は続き、2013年お正月にはシリウスの「初蹴り」に足を運んでくれたそうだ。
教え子の挑戦に泉田代表は「昨シーズン三冠を達成したガンバから移籍することは、大きな決断だと思う。ヴォルティスでもJ1昇格を目指し、素晴らしいプレーを見せて欲しい」とエールを送った。
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