入谷の鈴鹿明神社で今月10日、地域の「若者」が伝統文化を受け継ごうと、氏子青年会が発足した。入谷のほか小松原や相模が丘など市全域から38人が会員に名を連ねた。
郷土愛醸成と文化継承を目的とした組織。2年前に準備委員会が立ち上がり、発足に向けて協議が重ねられていた。
設立総会が同日に行われ、事業計画案や役員案など4議案が可決された。初代会長には芥川薫氏が就任。副会長は石井正樹氏、足立有子氏、天野久美氏、澤田明宏氏が務める。会員の年齢層は30代から54歳までで、男女比は半々となった。今年度の予定事業は、夏の宵宮祭と例大祭を主催する氏子会や神輿保存会・入谷睦(むつみ)への協力、神社のしめ縄を製作している奉納同志会のサポートなど。
芥川会長は「未来を担う子どもたちに、伝統文化の素晴らしさを伝えていきたい」と抱負を語っていた。
青年会は18歳から55歳までの男女が対象。年会費は3000円。問い合わせは同神社【電話】046・256・1122。
宮司に古木普総氏
古木普総(ゆきふさ)氏(41)が今月1日、宮司に就任した。古木氏はこれまでに同神社の権禰宜を1年、禰宜を7年務めた。現在は、40歳以下の神職が集まる「神奈川県神道青年会」の会長も任されている。
古木氏は、前宮司・古木章祐(しょうすけ)氏が築いたものを継承したいと話し、「地域の皆様に愛される神社づくりを進めていきたい」と意気込んでいる。
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