座間警察署(春田政之署長)が9月9日、還付金詐欺を未然に防いだとして、静岡中央銀行座間支店(大澤泰慎支店長/入谷)に感謝状を贈呈した。
同署によると先月26日、80代の女性が支店を閉店間際に訪れ、自身が持つ口座の暗証番号を問い合わせた。この内容を不審に思った行員が事情を確認したところ、「払戻金があるので暗証番号を教えて欲しい」という電話があり、番号確認のために来店したことが分かり警察に相談、還付金詐欺であることが発覚した。署員は「暗証番号を確認した上で、お金を振替させるつもりだったのでは」と話している。
春田署長から感謝状を受け取った大澤支店長は「お客様の大切な財産を守ることができて良かった。これからも被害防止に努めます」とコメント。春田署長は「詐欺の手口が巧妙になるなかで、金融機関は最後の砦ともいえる存在。今後もご協力いただければ」と呼びかけていた。
同署管内における、還付金を含めた特殊詐欺の被害件数は12件(2016年1月〜9月9日)。被害総額は約2500万円。
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