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藤沢版 公開:2015年2月13日 エリアトップへ

企画家・戦略PRプロデューサーとして2月14日に藤沢市で講演する 片岡 英彦さん 大鋸出身 44歳

公開:2015年2月13日

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「行き交う人も巻き込んで」

 ○…モノを広める・売る方法は大規模な宣伝活動だけではない―。人々を驚かせるアイデアで数々の商品やサービスをヒットに導いてきた。現在は企画家、戦略PRプロデューサーとして、そのノウハウを全国各地で伝える。青春時代を過ごした藤沢でも市職員や若手商業者らに伝授。2月14日にはプロジェクト藤沢主催の公開パネルディスカッションで、藤沢の魅力やPRのヒントなどを語る。

 ○…10歳の時、市内大鋸に転居、湘南高校卒業までを藤沢で過ごした。「人と違うことをいつも考えている子だった」。その個性は大学卒業後に就職した日本テレビの番組事業宣伝部で見事にハマった。始まる前までが勝負のドラマ、放送開始後に盛り上げていくバラエティなど、性質の異なる番組の効果的な宣伝方法を考える作業に「一つひとつやり方が違う楽しさがあった」。そうして生み出したのは「進め!電波少年」や「伊藤家の食卓」などの人気番組。「見聞きした情報がつながり、理論的に考えるとありえないことが”ピッ”と浮かぶ」それがヒットを生む確信を得る瞬間だ。

 ○…「好きなことをする20代、自分にしかできないことをする30代、社会が必要としていることをする40代」がテーマ。現在は個人事務所を運営する傍ら、国際NGO「世界の医療団」の広報も務める。「社会の課題を代弁し、支援をもらうためのPR」。商品のPRとも社会貢献とも異なる方法に魅力を感じている。

 ○…藤沢の実家には月に1度は帰る。大学時代を過ごした京都とも事務所を構える東京とも違う「唯一定点観測できる街」。「居心地の良さ、民度の高さが藤沢の財産。転換期の今、ポイントは藤沢の中で完結しないこと」と言う。人々が通過する宿場町として栄え、今も人の出入りが多い。「いかに通行人を包摂できるか。魅力があるからこそ、ダイナミックになっていい」。この地でどんな手伝いができるか、思いを巡らせている。
 

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