長津田駅北口再開発 地元協議会に国交大臣表彰 まちづくりの功績称える
長津田駅北口のまちづくり推進に取り組む「長津田駅北側まちづくり協議会」が国土交通省大臣表彰を受けることが先月28日、わかった。長年にわたり同地の再開発事業を支援し、地域交流の活性化に貢献したことが称えられた。
国土交通省は毎年6月を「まちづくり月間」と定め、魅力あるまちづくり推進に功績のあった個人や団体を表彰している。今回、横浜市からは同協議会のほか鶴見区の団体が表彰を受ける。
同協議会の前身は「長津田の夢を語る会」で、約35年前の1980年度に発足。市に開発促進の要望を行い、地域でまちづくりアンケートを実施するなどしてきた。また、地域向けの広報誌「創生」を1989年度に創刊。年に1〜2回ほどの発行を続け、住民同士の交流や情報交換を促進した。
2008年に名称を現在の「長津田駅北側まちづくり協議会」に改定した後、再開発区域内の公園にあったケヤキなどの樹木を活用したアートワークプロジェクトに着手。長津田第二小学校や田奈中学校美術部と協力し、壁面レリーフの作成に取り組み、ヨコハマ市民まち普請事業に選定された。
こうした取り組みで長年にわたり再開発事業を支援し、事業推進に寄与したとして今回の受賞が決まったという。2000年から同協議会の会長を務める土志田領司さんは「私の父が本協議会の前身を立ち上げてから35年。親子の2代の夢が叶ったようでとても嬉しい。今後は道路網の再構築など様々な課題に取り組んでいきたい」と受賞を喜んだ。
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