神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
緑区版 公開:2025年4月3日 エリアトップへ

緑警察署の新署長に就任した 本田 悦二郎さん 森の台在住 58歳

公開:2025年4月3日

  • X
  • LINE
  • hatena
本田 悦二郎さん

「知識」と「意識」 大切に

 ○…着任後、緑警察署の署員を前にした最初の訓示。伝えたのは「風通しの良い職場づくり」と「区民目線での業務の推進」だ。「間違えてはいけないのは、誰が正しいかではなく、何が正しいか。その判断をする上でも風通しは重要。そして相手の立場に立った振る舞いをしてほしい」。署員は家族であり仲間。厳しくも思いやり溢れる言葉に実感がこもる。

 ○…茅ヶ崎市の出身。野球に打ち込んだ学生時代を経て一度は一般企業に就職する。しかし、目標が見出せず模索する内、持ち前の正義感と体力を生かせる仕事を考え、警察官を志した。以来、数々の要職を歴任。東京オリンピック・パラリンピックでは対策課の課長代理として指揮を執った。防犯を語る上で大切にしているのが「知識」と「意識」。情報の提供に重きを置き、前任署では犯罪の発生状況を伝えるチラシを自身の顔写真入りで作った。「犯罪の情報をタイムリーに伝え、意識してもらわないと意味がない。緑署でもできるといいですね」

 ○…水泳やスノーボードなど体を動かすことが得意。休日は、緑区の地名や起伏を知るべく、小中高校、大学、病院を全て歩いて回る予定だという。単身赴任のため、料理や洗濯、掃除も自分で行うが「何事にも気付きがありますね」と笑う。3人の息子は全員警察官。今では5人の孫にも恵まれ、「目に入れても痛くないくらい可愛い」と優しい祖父の顔に。

 ○…ほぼ初めて足を踏み入れた緑区の印象は「風のように爽やか。明るく和やかな雰囲気がある」と語る。また、区民の防犯意識の高さも感じるという。「この街と人を好きになり、区民のために頑張りたい」。自身が培ってきた長年の経験、それら全てを注いで粉骨砕身するつもりだ。

緑区版の人物風土記最新6

松尾 茉莉さん

「神奈川フィルメンバーによる楽しく学べるコンサート」を企画構成するバイオリニストの

松尾 茉莉さん

港北区在住 40歳

5月15日

小川 信也さん

横浜市消費生活総合センターのセンター長に就任した

小川 信也さん

港南区在勤 60歳

5月8日

都築 利正さん

鴨居駅周辺まちづくり研究会の代表になった

都築 利正さん

鴨居在住 76歳

5月1日

小田野 宏之さん

今年で発足50周年を迎える「横浜楽友協会吹奏楽団」で首席客演指揮者を務める

小田野 宏之さん

中山在住 67歳

4月24日

おにちゃんさん(本名:鬼武翔太)

鴨居小学校創立150周年記念ソング『未来へのおくりもの』を作詞作曲した

おにちゃんさん(本名:鬼武翔太)

27歳

4月17日

長谷部 誠さん

4月から緑公会堂の館長に着任した

長谷部 誠さん

相模原市在住 63歳

4月10日

あっとほーむデスク

緑区版のあっとほーむデスク一覧へ

コラム一覧へ

緑区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2025年5月20日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

X

Facebook