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中原区 社会

公開日:2025.08.15

8千匹「鈴虫」を配布
8月24日 宮内の常楽寺で

  • スズムシを譲り受ける参加者=写真は昨年

 中原区の夏の風物詩「かわさき鈴虫祭り」が8月24日(日)、常楽寺(通称・まんが寺/宮内4の12の14)で開催される。午前10時から正午。新城鈴虫愛好会(小林政男会長)の主催。川崎市の共催、川崎北ロータリークラブ、川崎北法人会、川崎中原工場協会が協賛。

 毎年夏に行われ、好評を博している同祭り。今年で44回目。同会のボランティアが愛情を込めて、卵からふ化させ、育てたスズムシ8千匹を来場者に無料配布。命の大切さ、いたわり、思いやりの心を育むことを目的に開催されている。

 当日は、虫かごを持参すると雄雌のスズムシを譲り受けることができるほか、川崎市長や市民から寄せられたスズムシに関することや、日常生活、過去の思い出、詩など、思い思いにつづった「すず虫文集」、子どもたちには菓子も配布される予定。

 同会では「スズムシの奉仕活動を続けて58年。毎年、地元だけでなく、遠方からも足を運んでくださる方もいる。ぜひ多くの方に『命のリレー』のバトンを託したい。スズムシの音色をご家庭で楽しんでもらえたら」と話している。

 問い合わせは、同事務局(誠和コンサルティング内)長田さん【電話】044・744・1230。

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