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公開日:2023.02.03

区民サークル
国際理解へ 親子イベント
3年ぶり4月に授産学園で

  • 左から、山崎瞳さん、百武代表、中村さん

    左から、山崎瞳さん、百武代表、中村さん

 ウクライナへの人道支援、途上国の子どもの養育支援などを行っている子育てサークル「ファンキーキッズ・マム」が今年4月に、新たなイベントの開催準備を進めている。川崎授産学園(細山)を会場に、折り紙でつくるこいのぼりや、外国籍の親子を招いた絵本紹介などを予定。「子育て中の母親たちができる国際協力は何か」を模索しながらの活動が続く。

 同サークルは、1995年10月に、国連の専門機関「UNIDO(国連工業開発機関)」に勤務経験がある代表・百武千文さんが立ち上げた。「外国籍のお母さんは、見知らぬ土地での子育てで大変。孤立しないように、情報交換ができる場にしたかった」と百武さん。未就園児とその親を対象に、多い時には区内在住の中国やアメリカ、インドなどの外国籍の親子と、日本の親子ら約30組が集まり、麻生市民館などで遊びながら、情報交換を行ってきた。

 現在は、子育て中の親子3組を含む15人に、サポートメンバー4人で活動を行っている。コロナ禍で、イベントなどを開催できずにいたが、4月22日(土)に川崎授産学園(細山)で3年ぶりのイベントを予定。メンバーの中村ゆり子さんは「活動を通じて、日本や外国籍の方にも、こういう場があることを知ってもらい、支援につなげていきたい」と、久しぶりの開催に期待を寄せる。

 同サークルでは、子育て以外にも、行政と協働で多文化共生のワークショップや、国際情勢について学ぶ勉強会なども開き、「自分たちでできる国際協力は何か」を模索。フリーマーケットなどで得た収益などを、国内外の被災地へ復興支援金を送る活動や、2001年からはインドやバングラディッシュの里子支援を行っている。

 昨年ロシアによる侵攻が始まったウクライナには、これまで2回にわたり人道支援金の寄付を行った。「日が経つにつれ、世間の関心も薄れてきている。現地の子どもたち、母親たちに少しでも寄り添えたら」と百武さん。中村さんは「コロナなどもあり、家庭スタイルも多様化している。だからこそ、子育てで孤立しないように、我々の活動を知ってもらい、一人でも多くの親子を支えていきたい」と国籍を問わず、支援を続けていく。

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