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さがみはら中央区 社会

公開日:2025.08.28

熊本への支援呼びかけ
市内2団体が販売会

  • けん玉で遊べる駄菓子屋「もしかめや」で行われた販売会

 記録的な豪雨によって大規模な浸水被害が発生した熊本県を支援しようと、福祉と環境を考えるボランティアグループ・青い鳥(前川好子代表)とNPO法人けやきの会(小笠原志穂理事長)が8月18日から23日までの6日間、淵野辺でチャリティー販売会を実施した。

現地につながり

 8月10日からの大雨で住宅が浸水するなど大きな被害が出た熊本県。青い鳥の前川代表は、同県玉名市に拠点を置く「認定NPO法人れんげ国際ボランティア会」と交流があることからすぐに支援を考えたという。

 前川代表の呼びかけにけやきの会が賛同し、同会が運営する「けん玉で遊べる駄菓子屋『もしかめや』」を会場として迅速な支援が実現。もしかめや施設長の山田龍さんは「これまで被災地への支援を直接行うことは少なかったが、青い鳥さんとの縁で協力することができた」と話す。

 会場では青い鳥が作成した布ぞうりやアクセサリーなどの手作り小物が並んだほか、けやきの会が駄菓子を用意し、子どもたちからの支援もあった。6日間で集まった約2万8千円はれんげ会に全額寄付される。

「継続して支援を」

 前川代表は「本当は災害が起こらない、支援が必要な状況にならないことが一番良いが、過去に災害のあった地域も含めて今後も支援を続けていきたい」と話していた。

 青い鳥は使わなくなった衣類などをアップサイクルして販売し、収益を福祉団体や被災地に寄付している。9月28日(日)にはエコパークさがみはらで被災地支援のチャリティー販売会を出店する予定。

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