「コロナ禍で厳しい状況にある町田市内の飲食店を応援しよう」と町田商工会議所(深澤勝会頭)が新たな事業をスタート。商議所がクラウドファンディングの実行者となり、飲食店への支援金を募る。募集期間は8月31日(火)まで。集まった支援金はいち早く参加店舗へ送金される。
市内の参加飲食店であれば商議所の会員、非会員に関わらずサポートする「地域飲食店応援クラウドファンディングみらい飯」。商議所がクラファンの実行者となることで、より多くの人から支援金を募ることができ、時間をかけずに参加店へ資金を送ることが可能になる。これまでに近隣では武蔵野市や川口市などが実施して成功させたクラファンによる資金調達プロジェクトで、町田市では今回が初めてとなる取組みだ。
2種類のコースを用意
支援者にはウェブサイト上で市内で営業する飲食店への支援金を募る。「店舗指定コース」は、コロナ収束後に使える食事券を購入してもらう形式。3000円から金額を指定できる食事券には支援額の20%がプレミアムとして上乗せされる。
「地域応援コース」は、5000円からで参加店全体への支援金として受け付け。総額を参加店へ均等に分配する。支援者への個別の返礼品はないが、ホームページへの氏名掲載や商議所より感謝状が贈呈される。
商議所活動の認知にも
商議所総務部総務課の林忠司課長は「飲食店、支援者の両者に喜ばれる仕組みになっている。非会員の飲食店にも参加してもらうことで商議所の存在を知っていただけたら嬉しい」と話す。
支援を希望する人からネットを使ったやり取りに難色を示す声もあるが「直接現金を扱わない世の中の流れに目を向けるきっかけになれば。実際にやってみると意外に簡単だったという方がほとんどです」と林課長。
9月上旬に参加店へ支援金の振込を開始し、食事券の利用は10月1日から来年3月31日まで。
詳細はHP「#みらい飯 町田」で検索を。(問)同商議所総務部【電話】042・722・5957
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