相模大堰周辺の河川堤防上の遊歩道(厚木市岡田)に今年2月、13基の照明が設置された。周辺には照明が一切なく、人道橋の開通直後から地域住民による照明設置を望む声が多数あった。
相模大堰人道橋は、昨年3月に開通。厚木市岡田と海老名市社家を結ぶ歩道で、歩行者のほか自転車が通行できる。しかし、橋の出入口付近となる堤防上の遊歩道には照明が一切なかったため、開通後は安心・安全を不安視する地域住民から照明の設置を望む声があったという。
人道橋そばの厚木リバーサイド自治会の会長で、相川地区自治会連絡協議会の会長を務める菊池美明さんは「今までは照明がついていないのが当たり前だったから、意見や要望はなかったが、人道橋が開通したら『散歩すると暗い』『照明をつけてほしいけど誰に言ったらいいかわからない』などという意見を受けた」と話す。
「多くの人が喜んでいる」
その後、菊池会長は地域の声を市に伝えるとともに、小林常良厚木市長と自治会長による意見交換の場で照明設置を要望した。市でも、河川敷を管理する神奈川県と調整を進めた。市セーフコミュニティくらし安全課の担当者は「橋が開通したことでこれまで以上に人通りが増えた。夜に通行する市民のためにも防犯、安全確保の観点から設置を進めてきた」と話す。
それぞれの働きかけもあり、市は昨年の秋に照明の設置を決定。昨年末から今年1月まで工事が進められ、2月に新設された。菊池会長は「地元の人からも『明るくなった』という声を聞く。散歩する人も増えているので多くの人が喜んでいる」と話す。
今回設置されたのは人道橋の出入口を中心とした約600mの区間。設置費用は約430万円。照明は13基で5基がLED防犯灯、8基が投光器となる。また、出入口付近の照明には、防犯カメラを設置した。これは菊池会長の提案でもあり、「自治会として地域の安心・安全を確保しなくてはならない。照明だけでなく防犯カメラを設置することで、いざという時に役に立つ」と話す。
今後、照明の管理は厚木市、カメラの管理は自治会がそれぞれ行っていくという。
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