〜厚木・愛川・清川 広域連携の支援へ〜 議会報告 宮ケ瀬湖の湖面利用で新たな観光拠点を 神奈川県議会議員 なんば たつや
一般質問に登壇いたしました
９月20日に神奈川県議会で初の一般質問をさせていただきました。基礎自治体の広域連携への支援をはじめ７項目です。
自治体広域連携を推進
少子高齢化が進み、基礎自治体の広域連携推進は重要な課題です。昭和62年に厚木市、愛川町、清川村、伊勢原市、秦野市が県央やまなみサミットを開催し「広域行政連絡会」を立ち上げました。歴代の各首長が時代に沿い、広域で連携した取組を進め、住民ニーズに応えてきました。特に今年の統一選から約45年ぶりに厚木市、愛川町、清川村が合区となり、この選挙区選出の県議会議員としての役割は大きいと感じております。
新たな観光拠点の創出
清川村は村内の殆どが山林の為、企業誘致の推進は難しく、観光を中心としたまちづくりが必要となります。令和４年度の宮ケ瀬の観光客は２３０万人でしたが一人当たりの観光消費額は１３８円と少なく、新たな観光コンテンツが必要です。
そこで、宮ケ瀬ダム完成の際に国、県、清川村、愛川町及び当時の津久井町により交わされた「宮ケ瀬湖湖面利用についての基本協定書」に基づき、湖面での「釣り」の実現に向けて質問いたしました。宮ケ瀬湖に流入する早戸川や中津川は、マス釣場として遊漁が盛んであり、宮ケ瀬湖は首都圏に近いアクセスの良い湖として、熱い期待を受けています。また、コロナ禍を経て、屋外レジャーのニーズは高まり、まさに時宜にかなったものと考えます。
鳥獣被害対策
丹沢大山エリアの観光振興と併せ鳥獣被害対策も課題です。サルをはじめ近年ではツキノワグマの出没が増え、厚木市では今年６月にツキノワグマ錯誤捕獲もありました。本来であれば人の怖さを学習させ、奥山へ放獣しますが、放獣先が見つからず補殺となりました。放獣先など諸課題は多いですが、引き続き地元に寄り添った迅速な鳥獣対策を要望しました。
引き続き安全安心なまちづくりを推進し、魅力ある故郷を皆様とともに築いて参ります。
宮ケ瀬湖
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