県民参加型のミュージカルとして会場を変えながら毎年夏に開催されている「神奈川県民ミュージカル」。８月３日（土）と４日（日）、21回目を迎える今年の舞台は、ヨコスカ・ベイサイド・ポケットだ。
キャストはプロアマ問わず、世代も性別も異なる。現在は本番を目前に衣装合わせを行うなど、稽古が佳境を迎えている。公郷小４年生の山田夏輝さん＝写真＝もミュージカルを盛り上げる一人だ。
未就学児の時にミュージカル動画を目にしたことで演劇に興味を抱き、現在は劇団ひまわりに所属。将来はブロードウェイでヒロインを演じることを夢見て稽古に励む。
地元・横須賀での開催を知り、出演を決めた。今回は行方不明の父を探しに旅に出る一家が主役となる創作劇「エルドラド」で、主人公一家が旅先で出会う部族の娘「サンダー」役を演じる。「普段の自分とは違い、大人ぶった演技が少し難しい。緊張するけど、成長した姿をたくさんの人に見に来て欲しい」と意気込む。
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