藤沢 社会
公開日:2026.07.03
片瀬東浜ー松波間 信号機 点滅ずらし速度抑制
神奈川県警察は今年4月1日から、国道134号(片瀬東浜交差点―松波交差点間)の12交差点の上下線で速度抑制策を図っている。昨年9月に環状2号(環2今井交差点―環2市沢下町交差点間)の5交差点の内・外回り、国道246号(警察署前交差点―妻田そりだ交差点間)の6交差点の上下線では試験運用後に本実施に至っており、今回で県内3例目。
安全に、円滑に
速度が出やすい時間帯の事故を減らす目的。交通量が減ると速度制御のシステムが発動し、隣接する交差点の青信号開始時間のずれ(オフセット)の調節が行われる。
速度超過で走行した場合には赤信号で止まる回数が増える一方、法定速度を守れば信号で停止する回数が減り、円滑に走行することができるという。これにより、速度超過の抑止やスピード違反による人身事故を未然に防ぐ効果が期待される。
海岸沿いで観光客も多い同区間での実施には、交通量の特徴が関係している。県警交通規制課によると、同区間は昼間には多くの交通量を伴う一方、夜になると急激に減少し、法定速度を超過して走行する車が増えるという。過去の事故の発生状況を考慮し、実施に至った。
同区間では、過去に死亡事故も発生している。2023年にはけがを伴う人身事故が20件発生したうち死亡事故が2件、24年には19件中1件、25年は死亡事故は0件だったが、人身事故は15件あった。限られた区間内での事故件数としては多いという。
今後について県警交通規制課の担当者は「事故の発生状況を踏まえたうえで、他の区間でも実施を検討したい。速度を守ることで安全と円滑を両立し、事故の抑止を行っていきたい。また速度を守れば、過度に信号に引っかかることなく、スムーズに走行できるのだと周知していきたい」と安全運転への啓発を呼び掛けた。
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