スタンドアップパドルボード(SUP)のインストラクターを目指す 佐久間 千地(さんじ)さん 羽根在住 14歳
夢に向かって漕ぎ続ける
○…ウォータースポーツの一つで、専用のボードの上に立って一本のパドルを漕ぎ、海などの水面を進む「スタンドアップパドルボード(SUP)」。そのインストラクターになるため、挑戦を続けている。今年は、「上級救命講習」の認定証と市内中学生では珍しいという「応急手当普及員」の資格を取得した。
○…資格を取ったきっかけの一つに、妹への思いがある。「持病持ちで、何か手助けできることがないかと考えた」とやさしい眼差しで話す。上級救命講習では心肺蘇生法などの応急処置について受講。応急手当普及員では試験1日目に座学、2日目に自身が講師となり指導する実技が行われた。「自分が講師をすると直前に知ったので、前日の夜中3時まで資料作りをした」と苦労を滲ませる。当日は足が震えながらも、50分間の講習を見事やりきった。
○…SUPを始めたのは約4年前。「父との時間が好きで、父の影響で始めた」と顔をほころばせる。現在は両親と妹2人と、月4回ほど山梨県や長野県などの湖へ。「水の上を散歩しているみたい。大自然を感じられるところが魅力」と話す。母のSNSアカウントでは、自身のSUPの様子も発信。「いろんな人に興味を持ってもらえたら」と笑顔が輝いた。
○…北中の3年生で、週に3日塾に通い受験勉強に奮闘中だ。学校では生活委員長を務め、昼休みのボール管理や制服のチェックなどを行う。「一つひとつ細かなところを見ていけて楽しい」と委員長の仕事にも熱を入れる。夢に向かって、両親からの教えである「危険なところを理解し、ルールを守って楽しむ」を意識し、「いろんな人にSUPの楽しさを伝えられるようなインストラクターになりたい」と声を弾ませた。
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田原ふるさと公園野菜直売研究所0463-84-1281/そば処東雲0463-84-1282 https://www.kankou-hadano.org/pointinformation/pointinformationguide/point_tawarafurusatokouen.html |
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