秦野福島県人会(諸星常平会長)が北幼稚園と西幼稚園に絵本の寄贈を行った。2月7日には、北幼稚園で贈呈式が行われた。同県人会による寄贈は今回が初めて。
秦野市教育委員会では、毎月第一月曜日を「よむよむDAY」として、各家庭とも連携しながら市内の公立幼稚園、小・中学校で読書活動を推進している。同県人会には福島県出身の佐藤直樹教育長が所属している縁もあり、市の読書活動への取り組みが他のメンバーに伝わっていた。同県人会はこの趣旨に賛同し、幼稚園に絵本を寄贈することを決めたという。
絵本の購入には市民の日等での売り上げを活用。北幼稚園に8冊、西幼稚園に6冊の計14冊を寄贈することとなった。
北幼稚園での贈呈式当日は、佐藤教育長や教育指導課指導主事、県人会のメンバー4人が出席。県人会の代表者2人が園児に「仲良く本を読んでね」などと声をかけ、絵本を手渡した。受け取った園児は「読んでみたいな」などの感想を話していた。
贈呈後、園児らは『with you ありがとう』の手話付きの歌唱や寄せ書きのプレゼントを行い、県人会メンバーに感謝の気持ちを伝えた。最後は記念撮影が行われ、笑顔に包まれた式典となった。
贈呈式を終え、県人会メンバーからは「素晴らしい機会となり、元気を貰えました。歌と手話では涙が出た」といった感想が寄せられた。
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