本厚木駅南口側に位置する飲食店の活動が活発だ。自主的に集まる厚木南地区の飲食店有志がこのほど、「AMI43」を結成。「食」の面から、より活気のある地域をめざし本格始動した。
同団体は、市内旭町や泉町、岡田など厚木南地区の商店会である厚木みなみ商工クラブ(望月喜代志会長)に所属する飲食店、約20店舗を中心に組織されたもの。今年4月から月に1回、定期的に集まり、店舗同士の交流や情報交換、同地区の活気を生み出すための話し合いなどを行っている。
名前の由来は、(A)厚木(M)南(I)飲食店部会の頭文字に、同商工クラブ所属の飲食店数「43」を組み合わせた。「エーエムアイフォーティースリー」と読む。「厚木オイシイ南の輪」を合言葉に、すでにショップカードを店頭に設置し合い、店同士が紹介しやすい環境づくりなどを取り組んでいる。イタリアンレストラン「フィーコディンディア」代表の横井拓広さん(44)と、蕎麦店「長寿庵」の本田昌宏さん(37)らが中心となってまとめてきた。
団体名は、8月27日に行われた5回目の定例会で決定。各店舗が案を出し合い、21のネーミング候補の中から投票により決められた。この日は、同商工クラブ役員も参加。販売促進の方法を情報交換するなど、積極的な交流がもたれた。
繋がった絆
AMI43の代表を務める横井さんは「『食事なら南口に行こう』と言ってもらえるようになれれば」と話す。「個人店の多い南口に仲間がいるという意識が生まれつつある。この輪に入りたいと思ってもらうには皆に成果が出ないと説得力がないし、参加できていないお店に何ができるかも課題です」と力強く語った。
全体の調整役を担う本田さんは「店主の顔も分からなかった半年前から考えると、ここまで知り合いになれるとは想像もできなかった」と手応えを口にする。「まだ成果は出ていないが、繋がりが目に見えるのは良いこと。南口にもっと人が行き交う風景を見てみたいですね」と力を込める。
この取り組みに対して望月会長は「自主的に何かやろうということはあまり聞かないので、ありがたい。必要があればお手伝いして、見守っていけたらと思います」と話した。AMI43は今後、イベント企画や地域の催しへの共同出店も企画しているという。
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