｢子育て｣｢仕事｣できる環境を
共産党　齋藤温（のどか）さん

愛犬の散歩がリフレッシュに

　今回、川崎市議会選挙に初挑戦し当選した。現在は、これから始まる６月議会に向けて準備を進めている。「知らなかったことが多くて学んでいくのが面白い」と議員の仕事について語る。

　東京都狛江市で生まれ、４歳のころに父親の仕事でアメリカへ転居。現地の学校に通い、ハロウィンやクリスマスなどのイベントを家族で大事にする文化に魅せられた。「４人姉妹なんですけど、みんな帰りたくないくらい毎日が楽しくて」と当時を振り返る。４年過ごした後に帰国するも、いつかアメリカに戻るときのためにと自宅では英語で話していた。「アイデンティティーの一部」と話すほど、英語はネイティブだ。

　「旅行しないと生きていけない」と笑うほどの旅行好き。30カ国以上訪れているが、友人がいるトルコのイスタンブールがお気に入り。国内はそれほど回れていないそうで、いつか幼い２人の子どもたちと一緒に全国を回るのが夢だ。

　忙しい中でも、愛犬の散歩がリフレッシュの時間。子どもたちの思いに寄り添い、つらいことがあっても耐える強さと、安心できる居場所を作ることを心掛けている。「子どもがいても働ける環境にいるからこそ、政治でそうした制度に変えていきたい」。母親目線で市政に取り組む。