地元の風景写真140点並ぶ
市民館で里山フォーラム

今と昔を比較した写真などを展示

　里山フォーラムｉｎ麻生と麻生区生涯学習支援課が主催する「わたしのまちのホッとする風景写真展」が３月５日（火）まで麻生市民館３階ウォールギャラリーで開催されている。

　「わたしの記憶があなたの記憶と重なりそしてまちの記憶になって行く」がテーマの同写真展。雪の白山神社、葉積台から見た山口谷戸と山口台、源内谷など、同じ場所から撮影した現在と過去の写真や、浄慶寺の羅漢像、どんど焼き、自然や風景など、麻生区や近郊の写真約１４０点が展示されている。

　展示写真の投票を２月20日（火）まで受付中。投票や専門家、有識者の意見をもとに、麻生区長賞やホッと賞など表彰作品を決定する。

　里山フォーラム事務局の石井よし子さんは今年の展示写真について「毎年新しい視点の写真が応募され、我々も驚くものがある。今年も面白い写真が展示されているので、ぜひ見に来てほしい」と呼び掛けている。

発表や講演会も

　２月23日（金・祝）には麻生市民館で「２０２４里山フォーラムｉｎ麻生」が開催される。午前10時から午後３時30分。

　当日は、自然を大切にする多様な団体やグループ、学校が参加。第１部は写真展の表彰式、柿生中学校吹奏楽部の演奏が行われる。岡上、柿生、東柿生小学校の子どもたちによる「私たちが地域とともに学んでいること」をテーマにした発表、ムクロジや炭など自然素材を使ったワークショップも開かれる。第２部では、和光大学の堂前雅史教授による基調講演、「みどりを守る・環境を守る・いのちをはぐくむを繋ごう！」と題したトークリレーを予定。

　参加無料。参加申込みは、区ＨＰから。問い合わせは、同団体【電話】０７０・６４２６・６１２３、同市民館【電話】０４４・９５１・１３００。