記者が見た、聞いた、感じた、を伝える あっとほーむデスク 4月17日0:00更新
この仕事をしていると、人物風土記の取材などで誰かの人生を追体験する機会に多く恵まれます。ほんのダイジェストに過ぎないのですが、十人十色の時代背景や出自・信念に触れると、世界観が広がるような気がします。
2週に渡り取材をさせて頂いた、鈴木共子さんの生きざまを聞き、初めて取材中に言葉が出なくなるという体験をしました。表面的になぞっただけでも咀嚼しきれないほどの動揺と悲しみ。ご本人の辛苦はいかほどだったか、想像すら及びません。辛い事故ですが、風化することなく地域の人々の心に留まり続けることを願います。
(F)