藤沢本町ミニバスケットボールスポーツ少年団出身の青木勇人(たけと)選手(38)の所属する県内唯一のプロバスケットボールチーム「横浜ビー・コルセアーズ」が、リーグで上位を争っている。同チームは現在開催されている2012-13シーズン(計52試合)で、12月8日の秋田戦から1月5日の新潟戦まで9連勝するなど、首位と0・5ゲーム差の3位(1月15日現在)。青木選手のポジションはフォワードで、チーム最年長の選手。
青木選手は小学生の時に同少年団でバスケットボールを始め、第一中学、鎌倉学園高と競技に熱中。「もっと上のレベルで」と専修大学、大和証券と強豪チームに身を置きプレーした。
2000年3月に同社バスケット部が休部し、その後身として発足した新潟アルビレックスへ出向選手として参加し、後にプロ転向。05年に開幕した日本プロバスケットボールリーグ(通称「bjリーグ」)では「東京アパッチ」や「大分ヒートデビルズ」、「琉球ゴールデンキングス」などに所属、05年から06年のシーズンでは、3ポイントランキングの2位に入るなど活躍を見せている。「横浜ビー・コルセアーズ」には11年に移籍し、現在は鎌倉市在住。
青木選手は「選手としてあと何年競技を続けられるかが今の課題で、楽しみでもある」と語る。40歳を目下の目標に定め、「どれだけベストを尽くせるか、維持だけでなく成長できるか」と日々自己研磨を続ける。
同リーグは、日本のバスケットボール活性化を目的に開幕し、東西で合計21チームが所属している。横浜は11年に新規参入し、昨シーズンはイースタン・カンファレンス(東地区)2位の成績を挙げた。最終戦4月28日の埼玉戦まで戦いが続く。
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