横浜隼人高校女子野球部に所属する加藤絢子(じゅんこ)さん(15)=藤沢在住=が、8月2日まで開催された「第26回全国高等学校女子硬式野球選手権大会」に出場し、チームの初優勝に貢献した。15日に藤沢市役所を訪れ、鈴木恒夫市長に報告した。
左翼手で1年生では唯一のレギュラー入り。全国から強豪が集う中、延長戦にもつれこむ接戦が重なったが、要所で存在感をみせつけた。
初優勝がかかった決勝戦。阪神甲子園球場で開志学園高(新潟県)を相手に終盤まで1点のリードを許したが、最終回7回表2死2塁の場面で打席に立った加藤さんは、外角の変化球をライト方向に流し打ち、同点打で延長につないだ。
「先輩方やチームに貢献できて良かった。女子が甲子園に立つのは叶わないことだと思っていたので、一生の思い出になる」と加藤さん。鈴木市長は「この優勝を契機にチームを引っ張って連続優勝に向けてがんばってほしい」と激戦を制した栄誉を称えた。
この日は第一中学校時代の担任教諭からの手紙が手渡されるサプライズも。今後に向けては「来夏に連覇できるよう、がんばりたい」と意気込んだ。
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