鎌倉版 掲載号:2020年12月18日号 エリアトップへ

写真家で「鎌倉プロモーションフォトコンテスト」の審査委員長を務める 十文字 美信さん 雪ノ下在住 73歳

掲載号:2020年12月18日号

  • LINE
  • hatena

写真の可能性、追求し続けて

 ○…鎌倉市観光協会による「鎌倉プロモーションフォトコンテスト」の作品募集が、12月1日からスタートした。審査委員長を務めて10年目。今回のテーマを「いまだから、鎌倉」とした。「コロナによって、あらゆる人が生き方の見直しを迫られるなか、何を撮るべきなのか。その人なりの解釈でファインダーを覗き、今の鎌倉を切り取ってもらえたら」

 ○…横浜市出身。高校卒業後、公務員となったが「一生続ける気はなかった」。3年働いた後、「以前から好きだった」という写真の道へ。撮影スタジオなどでの修行を経て20代半ばで独立し、50年にわたって第一線を走り続けてきた。

 ○…「写真というのは見る人のイメージに負う部分が大きいメディア。だからこそ未来的だと思う」。デビュー後間もなく発表し、ニューヨーク近代美術館にも展示された「untitled」(首無し)と題された作品は、あえて顔を入れずに撮影したポートレート群。「顔を入れなかったことで誰か分からない。分からないことで見る人が想像する。それこそが写真というメディアの特徴ですね」とほほ笑む。修復のため解体中の仏像の一部をモチーフとした「残欠」シリーズなど、写真ならではの可能性を今も追求し続ける。

 ○…長く都内に住んでいたが、11年前に妻の実家があった雪ノ下に拠点を移し、ギャラリーを併設した自宅を建てた。「豊かな自然があり、歴史がある。こんな場所は日本中探してもそうはない」と鎌倉の魅力を語る一方で「最近はあまり撮りたくならない」とも。「多くのものがあっという間に変わっていく。本当に大切なものを守るなら、フォーカスはもっと遠くに当てないと」。写真家らしい表現で、鎌倉の今に警鐘を鳴らした。

啓進塾 新入塾生を募集

中学受験専門 本当の「賢さ」を育てる 入塾説明会など開催

http://www.keisin.com/

<PR>

鎌倉版の人物風土記最新6

板生 郁衣さん

西洋哲学の入門書『14歳からの哲学サロン』(銀の鈴社)を出版した

板生 郁衣さん

浄明寺在住 74歳

2月19日号

堀米 剛さん

「鎌倉みんなのスタジアム」事業を中心となって進める

堀米 剛さん

笹目町在住 41歳

2月5日号

岡田 厚さん

『鎌倉の谷戸と廃寺&古絵図』を自費出版した

岡田 厚さん

西鎌倉在住 73歳

1月29日号

石井 里枝さん

鎌倉の日常を描いた日本画の個展「新春・鎌倉 我楽多市」を開催する

石井 里枝さん

七里ガ浜東在住 56歳

1月8日号

米澤 寿人(ひさと)さん

(公社)鎌倉青年会議所の理事長に就任した

米澤 寿人(ひさと)さん

今泉在住 34歳

1月1日号

十文字 美信さん

写真家で「鎌倉プロモーションフォトコンテスト」の審査委員長を務める

十文字 美信さん

雪ノ下在住 73歳

12月18日号

あっとほーむデスク

  • 2月19日0:00更新

  • 2月5日0:00更新

  • 1月29日0:00更新

鎌倉版のあっとほーむデスク一覧へ

最近よく読まれている記事

コラム一覧へ

鎌倉版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2021年2月26日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク