戦場カメラマン渡部陽一さん 座間で平和を語る 8月18日(土)に講演
座間市と市原水爆禁止協議会(会長/遠藤三紀夫市長)は、同会の設立55周年と市核兵器廃絶平和都市宣言の30周年を記念し、8月18日(土)にハーモニーホール座間で式典を開催する。当日は、戦場カメラマンでジャーナリストの渡部陽一さんが講演する。
同会は、日本が唯一の被爆国として「ふたたび悲惨な犠牲者をださない」ことを目的に、1957年に設立された。市民ぐるみの原水爆禁止運動や核廃絶を目指し、市内で映画やパネル、ポスターによる平和の啓発や、被爆者への援護募金活動、原爆の投下された日の黙とうの呼びかけ、広島、長崎へ手づくりの折り鶴の送付などを行っている。
式典では、130カ国以上の戦場へ行き、兵士や現場を取材し続けた渡部陽一さんを迎える。
講演は「戦場の現場から祈りを捧ぐ〜命の大切さ 互いを愛し、敬いあうこと〜」がテーマ。渡部さんが、撮影した写真をスクリーンで映しながら、戦争が引き起こす惨状や、その中で見られる深い家族愛や人間愛を通して感じた平和について語る。
また、平和や核兵器廃絶を願う標語作品の表彰式が行われ、最優秀賞に輝いた作品は、市立図書館の敷地内に設置される記念碑に刻まれる。記念碑の除幕式も当日行われる。さらに、栗原中学校吹奏楽部による平和コンサートが開催される。午後12時30分開場、午後1時開演。入場は無料。
対象は市内在住、在勤、在学者で小学生以上。900人の先着となる。
希望者は、往復はがきに「記念式典入場券申し込み」と明記し、住所・氏名・電話番号・申し込み人数(1枚につき4人まで)を記入の上、〒252の8566座間市緑ヶ丘1の1の1座間市原水爆禁止協議会事務局 座間市市民部 広報広聴人権課まで。7月31日(火)の必着。問い合わせは同会事務局【電話】046・252・8087へ。
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