市内入谷に住む片山梨絵選手(32歳/SPECIALIZED(スペシャライズド)所属)が日本代表として、ロンドンオリンピックのマウンテンバイク競技に出場する。競技は、日本時間で8月11日(土)の午後8時30分から行われる予定。
片山選手は大阪府の出身。座間には1年半ほど前から暮らしている。国内外のレースで活躍しており、全日本選手権は2004年から9年連続で優勝している。オリンピックは、2008年の北京に続いて2度目。7月2日に出場が決まった。
マウンテンバイク競技では、1周5Kmほどのオフロードコースを走り、タイムを競う。高い操作技術とスタミナ、集中力が要求される。現時点では、11日の午後8時30分頃から10時頃まで、NHKのロンドンオリンピックのホームページ(http://www1.nhk.or.jp/olympic/)で生中継される予定。また、NHKのBS1で、翌12日(日)の午前8時から午後12時47分の間で録画放送がある。
片山選手は本紙の取材に対し、「2回目ということもあり、リラックスしてレースに臨めそうです。座間の皆さんの応援を力に、しっかりと走ってきます。応援よろしくお願いします」と意気込みを語った。
自治会が横断幕でエール
片山選手を応援しようと、地元も盛り上がりを見せている。片山選手が住む自治会の連合管理組合では、8月1日に発行した広報誌で、オリンピック出場を紹介。片山選手とは、家族を通じて連絡を取るなどして記事を作り上げた。またポスターも作り、掲示板に貼るなどして応援を呼び掛けている。さらに、自治会では「ロンドン五輪出場おめでとう」と描かれた、縦1m、横8mほどの横断幕を飾っている。住人からは「こんなにすごい人が住んでいるとは知らなかった」「ぜひ応援したい」という声が上がっているという。
自治会の役員は「片山選手の活躍を、地元から応援できれば」と話していた。
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