市内外から多くの人が訪れる「ひまわりまつり」(主催/座間市観光協会)が、8月17日(金)から22日(水)まで、座架依橋近くの相模川沿いなどで開催される。およそ45万本のひまわりが咲き、来場者を出迎える。
7月に開催された栗原会場に続いて、2会場目のひまわりまつり。期間中は、座間の推奨品に認定されている「大凧煎餅」や「大凧最中」のほか、「座間のひまわりエール」(発泡酒)などが販売される。また、生産農家による野菜や花木の直売、市内の店舗や商店会による飲食物の販売も行われる。さらに、座間市商工会青年部と座間青年会議所が共同企画した、ポニーに乗りながら畑をまわるプログラムも用意されている。
ひまわりまつりは、18年前に地域の農家が遊休農地の荒廃化対策として植えたことが原点。現在は栗原と座間の2会場で55万本が植えられており、昨年は5万人が来場した。
開催時間は午前9時から午後3時30分まで。会場周辺には駐車場が設けられるが、混雑が予想されるので、できる限り公共交通機関で来場とのこと。開花状況は、テレホンサービス【電話】046・205・6522で確認できる。
ひまわりの種を福島へ
まつり終了後、種を採取し、福島県郡山市の民間団体「被災地障がい者支援センターふくしま」に送る事業が計画されている。観光協会やひまわり推進協議会、座間市などで構成される実行委員会が企画した。
福島県内の障がい者就労支援事業所では、福島第一原発事故の影響で受注が落ち込んでいる。同センターはこうしたなか、ひまわりの種や油を活用して商品を開発し、新しい仕事の創出を目指している。座間でも、同センターの取り組みをサポートしようと、実行委員会が立ち上がり、種を送ることとなった。
9月2日(日)に、ひまわりを刈り取り、種を採取する予定。目標の採取量は、1tとなっている。
座間版のトップニュース最新6件
|
|
|
|
|
|