座間の風景や文化を題材にした「第8回ざま再発見写真コンテスト」の審査結果が12月11日に発表され、吉田亘廣さん(72歳/入谷)の「深まる秋」が最優秀賞に選ばれた。
同コンテストは、市と市写真連盟の協働事業として行われている。座間の魅力を収めた写真を通じ、郷土心を育む狙い。今年は42人から274点の応募があった。審査は、国内のコンテストなどで活躍する高橋義一さんが行い、最優秀賞1点、優秀賞2点、入選12点が決まった。
「深まる秋」は、相模川グラウンド周辺で撮影されたもの。あたり一面に立ち込める霧が、幻想的な雰囲気をかもし出している。吉田さんが「見た人が『本当に座間なの?』と思うような写真」と説明するように、市職員でも場所を特定できなかったという。
光と影、カメラに
定年退職してから、カメラに熱中するようになった。主なフィールドは、田園風景が広がる四ツ谷や新田宿、県立座間谷戸山公園など。愛用のバイクで出かけ、「光と影」をコンセプトに朝もやや夕焼けをファインダーに収めてきた。同コンテストの最優秀賞は3回目で、「ざま再発見写真コンテストのコンセプトは、自分の撮影活動とマッチしていると思う。受賞できてうれしい」と喜んだ。
応募作品は来年1月23日(水)から27日(日)までハーモニーホール座間で展示される。市生涯学習課【電話】046・252・8476。
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