特技はダンスと一輪車
座間市の公式マスコットキャラクターざまりんが７月４日、市公式ＨＰ上でＷＥＢ上の人気投票「ゆるキャラグランプリ２０１４」への参戦を表明した。投票は９月２日からおよそ１カ月半にわたって行われる。市企画政策課は、「出るからには１位を目指したい」と話し、上位ランクインに強い意欲を示した。
ざまりんは市の花ひまわりの妖精で、現在２歳８カ月。２０１１年11月に座間市政40周年を迎えた際に誕生し、大きな瞳やぽっこりとしたお腹など、その愛らしい姿から広く人気を集めている。
これまで２年連続で同ＧＰ（グランプリ）に参戦し、２０１２年は初参戦ながら全国50位にランクイン。昨年は前年のおよそ３倍となる約８万４０００票を獲得して１５８０エントリー中35位につけていた。
ざまりんグッズ続々と誕生
これらの人気を受け、昨年末からは新たなざまりんグッズが続々と誕生した。ぬいぐるみやマグカップ、クッキーにストラップ――。子どもたちをターゲットにした商品にとどまらず、最近は大人用のＴシャツなども発売されている。
市企画政策課によると、昨年のＧＰ終了後に市観光協会で作製されたざまりんグッズは５種類。そのほか市社協や小売店、事業所などが競うようにグッズを製作、販売しているという。
昨年12月には、車体後部に大きくざまりんの顔が描かれたハイブリッドディーゼルのゴミ収集車「ざまりん号」も誕生。着々と活躍の場を増やしている。
広域へのＰＲ効果表れるか
昨年の同ＧＰ終了後、地元・座間にとどまらず、市外へのＰＲも積極的に行ってきたざまりん。
その代表ともいえるのが、公式イメージソング「ざまりんりん」の発売だ。「モーニング娘。’14」などで知られるレコード会社「（株）アップフロントワークス」がプロデュースし、小田さくらさんや熊井友理奈さんら人気アイドル達が歌を担当するイメージソングが４月に完成。全国のＣＤショップなどでＤＶＤが発売された。
６月には日本郵便（株）とコラボし、初の「フレーム切手」が発売され、市内多くの支店で即日完売の人気を見せた。
市企画政策課は、昨年からの活躍により、更なる上位ランクインに期待を寄せる。ざまりんも「これからもざまりんの使命である座間プロポーションをがんばるので、みんな応援よろしくね」とコメントし、広く投票を呼び掛けていた。
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