神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
座間版 公開:2015年7月17日 エリアトップへ

さがみ野商店組織 荒れ地再生し「花育(はないく)」 子どもの環境意識向上へ

教育

公開:2015年7月17日

  • LINE
  • hatena
子どもの植栽には、老人クラブ会員が協力
子どもの植栽には、老人クラブ会員が協力

 さがみ野駅北口近くで植物による地域活性化に取り組む「さがみ野やすらぎ街づくり委員会」が、自然環境保全や改善について子どもたちの意識向上を図ろうと、荒れ地となっていた場所を、子ども専用の花壇として再生させた。13日には、初の植栽が行われ、市立東原保育園の園児およそ50人が参加した。

 同委員会は、商店会「みどりとさくらの街さがみ野」の美化組織。駅周辺の桜並木道などで2001年から、住民と協力して花を植えている。昨年には、その実績が認められ、全国の花のまちづくりコンクールで大臣賞を受賞した。

 今回の取り組みは、植栽を通じて環境について学び、子どもの心の成長を促す「花育(はないく)」として企画された。「花植えの楽しさや喜びを味わって欲しい」と、関吉実治会長。シニアグループ「白寿会さがみ野クラブ」に参画してもらうことで、世代間交流も推進する。

 場所は、商店会から北に300mほど進んだ同園の隣接地。荒れ地の土を掘り起こして入れ替え、枕木で囲み、縦横2mの花壇を4カ所設けた。撤去や設置費は、全国の環境改善活動を支援する「(公財)高原環境財団」から補助を受けた。

 13日は3クラスの園児が参加し、ニチニチソウとペンタスを植えた。大木園長は「これまでにあった花壇は、年長の担当。委員会のご厚意で、今後は小さい子も参加できるようになりました」と喜んだ。白寿会の眞和夫会長は「土いじりは貴重な体験。楽しそうな姿が印象的でした」と話した。

 今後は園児が中心となり、草むしりや水まきなどを行う。関吉会長は「ここは多くの人が往来する場所。園児たちが作業をしていたら、『ありがとう』と声をかけてもらえたら」と期待している。

座間版のトップニュース最新6

交通拠点設置を目指す

相武台南口

交通拠点設置を目指す

行政・地域協力し実現へ

1月31日

花壇活動続けて20年

さがみ野

花壇活動続けて20年

「孫誕生がきっかけで」

1月31日

9年ぶりの頂点目指す

9年ぶりの頂点目指す

東海大相模 春の選抜出場

1月31日

戦闘機「雷電」の部品発見

戦闘機「雷電」の部品発見

所有者から市に寄贈

1月24日

「凧」通して地域と交流

座間養護学校

「凧」通して地域と交流

座間市大凧保存会と

1月24日

3月6日オープン

市内初映画館

3月6日オープン

最新鋭の映像機器導入

1月17日

あっとほーむデスク

  • 11月8日0:00更新

  • 11月16日0:00更新

  • 4月20日0:00更新

座間版のあっとほーむデスク一覧へ

バックナンバー最新号:2020年1月31日号

お問い合わせ

外部リンク