座間版 掲載号:2017年1月1日号

「身の丈にあった」魅力ある街へ 社会

新春 市長インタビュー

■遠藤三紀夫市長/1957年生まれの59歳。市内さがみ野在住。座間市商工会や座間市観光協会の会長などを経て、2008年に初当選。現在3期目
■遠藤三紀夫市長/1957年生まれの59歳。市内さがみ野在住。座間市商工会や座間市観光協会の会長などを経て、2008年に初当選。現在3期目
 タウンニュース座間編集室では新年の幕開けにあたり、遠藤三紀夫市長に新春インタビューを行った。遠藤市長は、シティプロモーションや子育て支援を盛り込んだ第四次座間市総合計画の推進に意欲を示した。また、2017年度の主要事業として、新消防庁舎の完成と市立芹沢公園の全面開園を挙げた。     (聞き手/編集長・澤口厚)

プロモーションや子育て支援 語る

―あけましておめでとうございます。まずは2016年を振り返り、市長が考える座間市の大きな出来事やニュースを挙げてください。

 「あけましておめでとうございます。健やかに新春をお迎えのこととお慶び申し上げます。昨年を振り返り、明るいニュースを挙げさせていただきますと、多くの皆様からご要望をいただき、最優先課題として取り組んでまいりましたキャンプ座間の一部5・4ヘクタールの返還が2月末日になされ、4月1日早々に座間総合病院の開院が実現いたしました。

 また、老朽化した小田急電鉄(株)の社宅を、地域に開かれた交流の場として再生した座間駅前にあるリノベーション賃貸共同住宅『ホシノタニ団地』は『グッドデザイン金賞(経済産業大臣賞)』に輝きました。これらはまさに、公民連携の手法を積極的に活用した『先端的な試み』として注目を集めています」

地域資源、内外に発信

―2011年度から10カ年計画で策定した「第四次座間市総合計画」が折り返し地点を過ぎました。中間見直しを受けて、施策に「シティプロモーション」が追加されましたが、その狙いと事業を教えてください。

 「総合計画の策定後、2011年11月に市のマスコットキャラクターである『ざまりん』が誕生しました。現在では、認知度も高まり、ざまりんを介した郷土愛の醸成、市の知名度やイメージの向上、情報発信など、その果たす役割はますます大きくなってきています。

 また、『ひまわりまつり』については、近年では大変多くの観光客が来訪するようになり、こうした本総合計画が策定された後に進展した地域資源と、市の伝統的行事である『大凧まつり』を中心事業としつつ、新たな地域資源の発掘に努め、これらの情報を市内外へ効果的に発信していきます」

―シティプロモーションというと「市外」へのPRが一般的ですが、市長は「市内」への発信も重要視されています。

 「座間市は自然環境が豊かで都心へのアクセスも良く、住みやすい街です。そこに近年では、ひまわりまつりやざまりんを始めとして、市外から注目を集める機会が多くなりました。こうした街の魅力を市民の皆様に認識してもらうことが、更なる街の活性化に繋がると考えています」

―総合計画の中間見直しにおいては、推進すべき方針として「子ども・子育て」も盛り込まれています。

 「子育て世代が利用しやすい施設の整備や、子育てを通じた交流機能の充実を図り、家族だけでなく地域で子育てを支え、子どもを産み育てたいと思える環境づくりに努めてまいります」

総合計画の推進図る

―「子ども・子育て支援」には具体的にはどのような計画がありますか?

 「保育待機児童の解消、施設老朽化が進む公立保育園の改修、病児病後児保育など取り組むべき課題は多くあります。また小田急相模原駅前西地区の再開発地内に、子育て支援関連の施設を設けたいと考えています」

イオン開業に向け交通環境対策

―広野台で、(仮称)イオンモール座間の工事が進んでいます。開業予定は2018年春。市民生活に大きな影響を与える商業施設ですが、市としてどのような事を期待していますか。また、渋滞対策など受入体制はどうでしょうか?

 「市としても、この事業には大いに関心を持ち市民に喜ばれる施設としていただけるよう、これまで事業者と協議を進めてきました。その中で例えば、施設内に市や地域の皆様が共同利用できるスペースを設けていただけないかなどの要望をしております。

 開発事業者には、地元商店と共存共栄ができるような配慮をお願いしたいと考えております。また、交通環境対策としては、敷地の西側に隣接する市道38号線の道路改良と県道50号線の小松原交差点の改良をおこない渋滞緩和に努めてまいります」

―道路改良の進捗はどのようになっていますか?

「市道38号線については開業までに、対面通行可能な自動車道を確保する予定です。小松原交差点の改良工事は2018年度までの完了を目指しています」

新年度予算の見通し

―2016年度の当初予算規模は、扶助費などの増加を受けて過去最大になりました。2017年度の財政見通しはいかがですか?

 「昨年度、さらなる財政健全化を推進するため『座間市緊急財政対策本部』を発展的に改め、『座間市健全財政戦略本部』を新たに設置し、より積極的な取り組みを進めました。その結果、実質単年度収支額は、2010年度から6年連続して黒字を計上することができ、財源不足等の危機的な状況は回避され、施策及び事業を着実に推進することができました。引き続き扶助費等の歳出の増加が見込まれるものの、一般財源総額の増は見込み難く、依然として厳しい財政状況ではございますが、さらなる財政健全化を目指しつつも市民のニーズに積極的に応えるべく、新年度予算編成に取り組んでいきます」

30年越しの計画芹沢公園、全面開園へ

―2017年度の主な取り組みをお聞かせ下さい。

 「新年度も第四次座間市総合計画の着実な推進を図ってまいります。主なものとしては、芹沢公園の今春全面開園に向けた整備に引き続き取り組むほか、新消防庁舎の建設事業も進めてまいります」

―芹沢公園の整備は、30年越しの事業です。完成を目前に控えたお気持ちは。

 「芹沢は、湧水の街・座間を象徴する場所の1つです。整備では、水源環境保全の観点も重視しました。そうした公園が、市民の皆様の憩い・交流・スポーツの場所として活用されることになれば嬉しいです」

―最後に、市民へのメッセージをお願いします。

 「本年も、『愛するまち座間』の発展のために、『チーム座間』の先頭に立たせていただき、座間なりの身の丈にあった魅力あるまちづくりを目指してまいりますので、皆様の一層のご理解とご協力をお願い申し上げます」

―本日は、ありがとうございました。

2016年を振り返りつつ、2017年度の予算見通しや芹沢公園の全面開園について語った遠藤市長
2016年を振り返りつつ、2017年度の予算見通しや芹沢公園の全面開園について語った遠藤市長

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