相模が丘にある5つの地区社協が協力して地域住民の交流の場を設ける「ふれあいサロン」が6日、相模が丘仲よし小道の中間にあるさくら亭で始まった。近隣エリアの地区社協が協働で憩いの場を開くのは、市内では初の試み。初日は30人以上の住民が集まった。
座間市社会福祉協議会(市社協)では、小さな地域での市民による福祉活動の活性化などを図る目的で、市内28地域で地区社会福祉協議会(地区社協)が活動している。さらに、6圏域に分類され、市社協の生活支援コーディネーターなどとも連携し、おもに高齢者などを対象に地域の支え合いの仕組みづくりを行っている。
その中で、第1圏域の相模が丘(1〜6丁目)は5つの地区社協が活動しており、今回のふれあいサロンは5地区社協からなる相模が丘地区社協連絡会(石川ヒサヱ代表)が主催して行われた。市社協や相模が丘地域包括支援センターの職員も協力にあたっている。市社協によると、複数の地区社協がまとまって交流の場を設けるのは初めて。また、同地域の自治会や民生委員の区割りが同じことも、まとまって活動をするのに適しているという。
地域住民同士の交流・新たな出会い、気軽に会話を楽しむことを目的としており、散歩途中などに気軽に立ち寄ることができる。初日の6日には、30人以上の住民が訪れ、各テーブルでは会話が弾むなど交流を図っていた。
石川代表は「多くの方に来て頂いてとても賑わっていた。最初なので手探りだけれど、工夫することで円滑に運営できれば」と話す。原則、毎週金曜日の午後1時から4時までの開催で、祝日・年末年始は休み(年内は12月22日まで、年明けは1月12日から)。10月中は同センター職員による生活相談・健康相談を行っている(午後3時まで)。また、1杯50円で飲み物を提供している(持ち込みも可)。
運営に携わる男性は「このような場を開いても8、9割が女性。男性の方にも参加してほしい」と話し、工夫していくことが必要だという思いを語った。石川代表は「さくら亭は相模が丘の中心にあり、まとまるにはとてもいい場所。他地域からも参加したいとの声も頂いており、多くの方に伝わるように周知していきたい」と話していた。
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