家族への愛を形に残す スクラップブッキングの展示会
座間市内を中心に活動するサークル「スクラップブッキングの会」(岩堀郁子代表)が6月16日に、「スクラップブッキングと手作り大好き!ママたちの作品展」をハーモニーホール座間で開催した。
スクラップブッキングとは、写真アルバムにイラストやコメントなどを添えてアレンジするペーパークラフトのこと。この日は会場内に、母親が手作りしたスクラップブッキングが30冊以上並び、来場者は1ページずつ丁寧にめくり、見入っていた。子どもの作った作品も展示され、子どもの母親は「何でもない日常の写真が特別な思い出になる。子ども目線の言葉が添えてあり、家族のつながりを改めて感じる」と話した。
同サークルは7年前に結成され、現在のメンバーはおよそ50人。家族写真に、撮影したときの状況やメッセージを添え、思いおもいのアルバムを作っている。
岩堀代表は「普通のアルバムとスクラップブッキングの一番の違いは、撮影時の状況や思いを書き込むこと。その文章をみて、自分が愛されていると感じることができる」という。
また、東日本大震災で多くの写真やアルバムが津波で流されたことに触れ、「デジタル化している社会だが、形に残すことは大切。いつでも持ち出せるよう、小さいサイズで作ることも生徒さんに勧めている」と、スクラップブッキングの大切さを話した。
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