市内で民生委員児童委員を務める戸矢諄子(じゅんこ)さん(立野台在住/73歳)が、「県民功労者表彰」を受賞した。座間市民では唯一の受賞で、6月14日には県庁で表彰式が行われた。
戸矢さんは、平成元年から同委員を務めている。担当地域は、立野台や入谷、明王などを管轄地域とする「第5地区」。高齢者の見守りが主な活動で、1人暮らしをしている人を定期的に訪問するほか、災害時には安否確認などもしている。昨年12月には民生委員児童委員協議会の座間市会長にも就任した。
今回の受賞は、長年にわたって福祉活動に積極的に取り組んでいること、高齢者や児童の支援に優れた成果を挙げていることなどが評価された。
受賞にあたり戸矢さんは「委員の仕事で外出する機会が多かった。家族の理解と協力があったから、ここまで続けることができました」と感謝の気持ちを抱いている。また、これまでの活動を振り返り「最初は疎遠だった地域の人も、今は困ったことがあれば相談してくれるようになりました」と手ごたえを話している。
同表彰は県の最高表彰の一つ。公共福祉への貢献と業績が特に優れている人を、広く県民に知らせることが目的となる。64回目となる今年は社会福祉、保健衛生、産業・経済、生活環境、ボランタリー活動の分野から、47人と5団体が選ばれた。
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